【東京】愛媛県酒造協同組合は8月27日、新宿の京王プラザホテルで「愛媛の酒を楽しむ会2010」を開催し、県下18蔵元が自慢の酒を持ち寄った。同会は昨年に引き続き2回目の開催で、今年は会場規模を大きくし、来場者数も昨年の約2倍の270人に膨らんだ。
会の冒頭、あいさつに立った中城英敏理事長は「蔵元の各ブースをまわって、交流を重ねてもらい人間味を感じて欲しい。この会を通じて、愛媛の味、蔵元の味に酔ってもらえたら」と参加者に呼びかけた。
運営は若手蔵元が作る「緑水会」のメンバーが中心となり、積極的に意見を交換して会を作り上げた。昨年の反省を活かしてもっと良い会にしたいとの思いから、アンケートをもとに、ゆっくり楽しんでもらえるように着席形式を採用。料理も和食にこだわらずボリュームをもたせるなど参加者に満足してもらおうという心遣いが見られた。
会場では18蔵元のお酒がきき放題で、燗酒のコーナーもあり、愛媛の酒と和洋中の料理とのマッチングを楽しむ来場者の長蛇の列が出来ていた。職場の上司に誘われて参加したという20代の男性は「日本酒はたまに飲むことはありましたが、苦手なイメージを持っていました。でも、今日飲んだ愛媛のお酒はどれもおいしい。この会をきっかけに、日本酒をもっと飲んでみようと思う」と愛媛の酒で日本酒の魅力に気づいたことを語った。
中城理事長は「東北、新潟、北陸などに比べ愛媛の酒の知名度はまだまだ低い。蔵元の魅力、人間力を前面に押し出し、酒を磨き、人間性も磨くことで、主産地に対抗できると思う」と愛媛ならではの魅力を発信する意気込みに触れた上で、「会を繰り返すことによって学ぶことも多い。今年の意見も踏まえてこのようなイベントを続けていきたい」と今後の抱負を語った。