日本酒類販売は7月22日、オーストラリアのワインメーカー・バロークス社から新発売される「カンガワイン」を同日から発売したと発表した。
発売したのは「カンガワイン」の赤と白の2種。赤はサンジョベーゼ、シラーズ、カベルネなどのぶどう品種を使った、「フルーティーでありながら、熟した果実とスパイシーな余韻が残る。少し冷やして飲んでもらいたいワイン」(同社)。白はシャルドネ、シュナン・ブラン、リースリングなどのぶどう品種を使い、「フレッシュなフルーツを口いっぱいに感じるバランスの良いワイン。よく冷やして飲んでもらいたい」(同社)。価格はいずれもオープンだが、従来のバロークス缶ワインに比べると100円下回る298円程度に設定される見込み。
発表会見で同社・勝田美智雄専務は、「5年前にバロークス社の缶入りワインを日本で始めて発売した。バロークスのコンセプトは単にワインを缶に詰めたというのではなく、高品質ワインを缶に詰めたもの。スタート時は、4000ケース弱の販売だったが、昨年は4万3000ケースにまで伸びている。1缶400円程度の価格帯で市場に出回っているため、ターゲットがハイエンドスーパーや百貨店と限られていた。そうした中で、やはり『400円は高すぎる』という声をいただき、今までにない値ごろ感がある『カンガワイン』の開発に至った。今まで以上に手軽に、カジュアルに楽しんでもらいたい」と話した。
同社国際事業部の小川和弘部長は、「ハイエンドスーパーには100%とは言わないがほぼ取り扱いいただいていると思う。一方、リージョナルスーパーやドラッグストアなど、当社の流通網を生かして配荷することはできるが、リピートがなかなか来ない。それはやはり価格面で高いということがある。今回、開発した商品は300円程度なので、これならハイエンドスーパー以外でも受け入れてもらえるだろう」とし、年度末までに3万ケース、バロークス全体で8万ケースの販売を目指す。