【宮城】醸造機器の開発・販売を行う塚本鑛吉商店(東京都中央区、塚本正義社長)は7月25日~28日の4日間、宮城県大崎市の浅勘酒造店で「第7回・オリジナル機器展示会~便利を身近に~」を開催し、酒造メーカーや食品メーカー関係者が80社、約160人が訪れた。
同展示会は中小酒類工場向け高級清酒の省力化機器の開発・製造を行っている同社が、オリジナルで設計・製造している主要な機器を陳列し、実際に稼動した状態で見学してもらおうというもの。同時に同社推奨の機器や中古機器の展示も行った。中でも注目を集めていたのが、小型充填、キャッパー、ラベラーのボトリングユニットで、びん詰からラベル貼までの作業を半自動で行える小ロット向けの商品。同社が海外メーカーから輸入し、改良を加えたもので、一般的な商品に比べ大幅なコストダウンを実現した。
ほかにも、オーストリアのアントンパル社からの独占販売権利を獲得し、国内で初めて発売した「ワイン・日本酒分析システム Alcolyzer」も注目を集めた。同商品はワインや日本酒のアルコール含有量を迅速かつ簡単に測定できるもので、蒸留不要で蒸留法と比較して試料調整が最低限で済み、精度や再現性も高くなっているなどの特長がある。
同社の専務取締役・塚本泰嗣氏は「当社の社員は関連会社であるここ(浅勘酒造店)で酒造りも行い、酒造会社としてのノウハウを醸造機器作りにも生かしている」と、同社ならではの強みを述べた上で「今年で7回目となる展示会も回を重ねるごとに客層も増え、業種の裾野も広がっている。同会は当社の情報発信の場であり、取引先のニーズチェックにも役立つマーケティングの場でもある。この会に足を運んでくれればオンリーワンに出会えると思う」と、展示会の趣旨を語った。