【鹿児島】ロックがお薦め--。酒類卸の南九州酒販(市原稔社長、鹿児島市)が今月から、県内3社が製造した芋焼酎3種を「薩摩ロック」の統一ブランドで販売している。飲み方提案を前面に、夏にも旨い芋焼酎の魅力を伝えている。
3種ともアルコール分25度、720mlびん詰で希望小売価格(税込)1200円。各社ともロック向きの酒質に配意。「薩摩ロック『長期貯蔵 日當山』」(日當山醸造=霧島市)は「5年貯蔵の白麹減圧蒸留焼酎と黒麹の荒濾過をブレンド」。「同『白金乃露』」(白金酒造=姶良市)は「(原料芋に)栗黄金を使用。ホクホクした味わいを最大限に引き出すため、(蒸留工程で)末ダレを多く含ませ」、9カ月貯蔵した。「同『小鶴くろ』」(小正醸造=日置市)は「契約農家が育てた黄金千貫を、コクと旨みを醸し出す黒麹で仕込み、さらに独自の横型単式蒸留機で、豊かな香りと旨みがたっぷり詰まった本格芋焼酎に仕上げた」。
ラベルデザインは、“薩摩ロック”を核に各様。“satsuma rock”の文字を全面に配しインパクトを強めるなど、個性を出した。
“薩摩焼酎総販売元”のスタンスを事業基盤とする同社は、お湯割りに合う芋焼酎などもシリーズ展開。地理的表示「薩摩」の普及浸透を目指すキャンペーンなども企画している。業界に向けても消費者に対しても、「より分かりやすく、具体的手段で伝え知っていただくPR活動」(同社市原社長)を心がけ、“西郷くんが行く”という4コマ漫画、「焼酎マーク(“薩摩”の統一ロゴマーク)って何!?」の巻、「岩倉さん、初めてお湯割りを知る」の巻を掲載したチラシを制作し配付している。