【高松】四国4県のワイン専門家らでつくる(社)日本ソムリエ協会四国支部(吉村泰紀支部長)の設立記念イベントが7月6日、高松市浜ノ町の全日空ホテルクレメント高松で開かれ、一般のワイン愛好家も含め約200人が誕生を祝った。第3回例会で同協会理事の佐藤陽一氏が「レストランでのワインサービス」をテーマに講演したあと、設立記念パーティーが盛大に開かれた。
四国支部は3年前に3ブロックで組織していた関西支部から近畿と中四国が2支部に分離し、さらに今年1月にそれぞれ独立。会員は四国に在住するソムリエ・ワインエキスパート・ワインアドバイザーを中心に賛助会員のメーカーや一般客も広く受け入れている。
会場には仏・伊・日・豪・米、ニュージーランド、南アフリカ、ポルトガル、チリなど世界各地の特産ワイン34種が並び、来場者は日本人のバンド演奏による仏ミュゼットジャズを楽しみながら満喫。地元バーテンダー協会の幹部らも祝福に駆けつけた。
今回の設立について、ソムリエ協会は「若い方に啓蒙したい」(植岡達也常務理事・関西支部長)「女性が増えれば」(白川真美江四国副支部長)と期待。吉村支部長は「独立で毎年1回は四国の各県で例会を開ける。緻密なサービスでファン層の底辺を広げると同時に専門性も深めるなど環境づくりをしていきたい」と力を込める。
ソムリエ協会は会員8500人をピークに現在8千人で、1万人の大台が目標。世界44カ国で組織し、51カ国に増える予定の国際ソムリエ協会も「日本は最も活発で、技術も一流」と絶賛している。東京から応援に駆けつけた小飼一至会長は舞台あいさつで「大阪で初のアジアの会を開いたが、四国も『支部をつくりたい』との念願がかなった。食文化が豊富な地域なので、ぜひワインを伸ばしてほしい」と呼びかけた。