【愛知】半田酒造協同組合(原田晃宏理事長)が主催する「知多の酒米研究会」が6月24日半田市商工会議所で開催され、同組合に参加する酒造メーカー6社(中埜酒造、金しゃち酒造、丸一酒造、原田酒造、澤田酒造、盛田)と酒造好適米「若水」の生産農家5者が参加した。
平成14年から始まった知多半島での酒造好適米「若水」の栽培は、現在では農家5戸が約12haの田圃で約860俵の「若水」を生産するまでに拡大、地元・知多の酒造メーカーに供給され、地産地消をすすめている。需要は年々増え、平成24年度には1400俵に達する見込みとなっている。
研究会では原田理事長のあいさつの後、愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課技術指導グループ船生岳人氏から知多半島産「若水」栽培の現状と今後の展望についての説明、続いて愛知県食品工業技術センターの山本晃司、伊藤彰敏両主任研究員から「若水」の酒造適性について説明があり、酒造メーカー、稲作農家の意見交換も行われた。
その後行われた「若水」で造った知多酒のきき酒では「6社それぞれ『若水』の特徴を活かした芳醇で旨味のある酒に仕上がっている」と農家も満足した様子。同組合ではこうした研究会を今後も継続、酒造メーカーと農家がお互いの要望を出し合い、情報交換を図りながら、信頼関係を築いていく考えだ。