【福岡】佐賀県酒造協同組合(木下武文理事長)が直営するアンテナショップ「Sake Dining さが蔵」が6月25日、福岡市でオープンした。
酒造組合は平成21年度、佐賀県とタイアップし「佐賀 SAKE プロジェクト」を始動。県産原料100%の純米酒と本格焼酎を官能審査も加味し認定する佐賀県原産地呼称管理制度の発展と認定酒の普及に取り組んできた。施策の一環として、同制度認定酒セールス・プロモーション事業(以下SP事業)を展開。主に佐賀県内で、セミナータイプの楽しむ会や、料飲店での酒会を開催してきた。福岡市内でのアンテナショップの開店は、SP事業の重点課題だった。
「さが蔵」では、「同制度認定酒はもとより、佐賀県産酒の認知を拡大し、日本酒や焼酎の飲み方の提案、知識や美味しさを知っていただき、需要振興の拠点となることを目指す」(木下理事長)。
立地は、九州最大の人口集積地で消費地・福岡市のなかでも、料飲店がひしめく中洲と天神にはさまれた春吉。近年、新感覚の料飲店出店で情報発信力を高めている地区の一つだ。来店した酒販店関係者は、「日本酒ファンを創り(需要の)全国への波及効果が期待できる」と話す。
佐賀県下22蔵の酒、日本酒は50アイテム以上が揃うほか、焼酎やリキュール、地ビールも。日本酒の提供価格は1杯(60ml)200円~500円で、飲み比べも楽しめる。おつまみも佐賀の食材を活かし、400円程度までの価格で提案する。
斗びんをディスプレイし酒蔵イメージの外観。店長の村井賢一郎さん(42)は、酒造組合が福岡市内で開催している酒スクール「佐蔵会」の卒業生で、佐賀県下の蔵元で4カ月間も酒造りに携わった。その語りにも注目だ。
▽所在地=福岡市中央区春吉3-11-19<ジャスマック酒肴小路博多2階>▽TEL=092-715-3201▽営業時間=18時~25時▽定休日=毎日曜▽席数=25