日本酒造杜氏組合連合会(小林信男会長、以下・日杜連)は、日本酒造杜氏の認定制度を開始する。
杜氏の数は昭和40年をピークに平成21年には4分の1以下に減少している。それに対して、従業員の数は大幅に減ってはいるものの、全従業員の平均年齢は30年前とあまり変わっておらず、このことは、「杜氏を受け継ぐ後継者がいないことの表れとも解釈できる」(日杜連)とし、杜氏に消費者の目を向けてもらうことで、各地の杜氏組合に所属する若手組合員が杜氏に関心を持ち、杜氏を受け継ぐ動きを起こそうとすることが狙い。
認定は、日杜連に加盟の各杜氏組合に所属する組合員で、かつ日杜連の会員で、杜氏として5年以上活動し、所属杜氏組合の組合長の推薦を受けたなど、規定の条件を満たした杜氏が対象。認定審査会などで審査が行われた上で「日本酒造杜氏」として認定し、認定書と「日本酒造杜氏バッチ」が授与される。
当面は、日杜連単独での認定となるが、現在、日本酒造組合中央会の会長との連名で認定とすることも検討している。
称号認定審査会は年1回開催し、今年度は8月6日まで申請(申請料7000円)を受け付け、9月3日に称号認定審査会を開催する予定となっている。