アサヒ飲料のブランドに ハウス食品から天然水を譲受

 アサヒビールの子会社のアサヒ飲料は、ハウス食品㈱と同社のミネラルウォーター「六甲のおいしい水」事業の譲受に関する契約(事業譲渡契約)を締結した。

 これにより、アサヒ飲料はハウス食品が「六甲のおいしい水」ブランドで展開するミネラルウォーターの製造および販売事業(六甲工場、灘採水場の土地建物設備を含む)を取得し、5月末に事業譲受手続を完了し、アサヒ飲料のブランドとして「六甲のおいしい水」の製造を6月から、販売を7月から開始する。

 対象事業の取得により、アサヒビールグループではアサヒ飲料を中核とした国内飲料事業の商品ポートフォリオの強化を図っていく。今後は、「六甲のおいしい水」のブランド力の向上とグループシナジーを追求することで、国内飲料事業のさらなる成長を、加速・実現していく。

 【事業取得の目的】アサヒ飲料では、2004年から「富士山のバナジウム天然水」を展開、天然ミネラル「バナジウム」を豊富に含む高付加価値型のミネラルウォーターとして消費者に好評を博している。2009年の販売数量は634万ケースで、市場シェアは3%程度となっている。

 一方、「六甲のおいしい水」の2009年の販売数量は1130万ケース、市場シェアは7%程度とみられ、スーパーなど量販店を中心に、生活水として消費者の支持を集め、高いブランド力を有している。

 アサヒ飲料では、付加価値型ミネラルウォーターである「富士山のバナジウム天然水」に、生活水として人気の「六甲のおいしい水」をラインアップに加え、7月から全国展開を図っていく。製造・物流・販売などアサヒビールのグループ力を活用したコスト低減化、既存ブランドとの総合提案による営業強化、マーケティング戦略の強化などによりブランド力の向上をはかり、アサヒ飲料のミネラルウォーター事業のさらなる強化、拡大を目指していく。

 【対象事業の概要】▽対象事業の内容=ハウス食品が「六甲のおいしい水」ブランドで展開するミネラルウォーターの製造および販売事業(六甲工場、灘採水場の土地建物設備を含む)▽対象事業の譲受価額=53億円

 【ハウス食品の概要】(2009年3月31日現在)▽所在地=大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号▽代表者=浦上博史代表取締役社長▽事業内容=食品製造加工ならびに販売、その他

(掲載日:2010年04月28日)
関連リンク : アサヒビール

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