【岐阜】JAS有機の認定を受けたアイガモ米づくりから純米吟醸酒の仕込み、さらに様々な農作業を体験する羽島体験プロジェクト「第13回 米から酒までマイブランドをつくる」のイベントスケジュールが3月18日、羽島市の千代菊で発表された。
これは、千代菊、アイガモ稲作研究会が母体となり羽島市が後援、岐阜地域農業改良普及センター、JAぎふ羽島営農経済支援センターが支援する「羽島体験プロジェクト実行委員会」が主催するもので、会員を募り(500人・登録料2000円)、田植え、ヒエ抜き、稲刈り、酒仕込み体験・見学、酒蔵見学などを実施する。出来上がった純米吟醸酒は来年2月に予定されている「ふれあいパーティー」で披露されることになっている。
会員価格でアイガモ米や純米吟醸酒が買えることに加え「農作業を通じて自然の恵み、自然との調和や共生が実感できる」といった点も共感を呼び、すっかり定着したこのイベント。記者発表に出席した白木義春羽島市長も「13回目となる息の長い取り組みであり、地元の農業と企業のコラボレーションも年々うまくいくようになった」とした上で「農業との距離が遠くなった現代、このイベントを体験することで日本文化の根源に触れることができる」と賛辞をおくり、「当初、先進的だったこの取り組みに、やっと行政が追いついてきたようだ」と高く評価した。
千代菊の坂倉吉則社長は、イベント内容を説明した後「過去12回で延べ6000人が参加、プロジェクトでつくった酒がモンドセレクションで金賞を受賞するなど、高い評価を得ている」と報告。今回からJAぎふの支援を獲得、さらには「ぎふ一村一企業パートナーシップ運動」にも登録を申請中とのことで「PR効果も期待できるので、さらに内容を充実させたい」との抱負を述べた。また、同社は「どこよりも早く新米新酒をつくりたい」との思いから使用米を地元産早場米に変更、さらに有機米の300俵増量も準備中とのことで、「地元の酒蔵として、安心・安全、地産地消を様々な機会で訴え、羽島の米を使った羽島のお酒をつくり続けたい」と話した。
スケジュール発表前、すでに応募が40件以上あったほどの人気イベント。問い合わせは千代菊(電話058-391-3131・担当:河合)まで。