【東京】全国地ビール醸造者協議会(東京都港区、黄金井康巳会長、japan・Brewers・ association以下JBA)は2月8日~10日、東京ビックサイトで開催されたスーパーマーケット・トレードショーに、地ビールの魅力を伝える「全国地ビールコーナー」を出展した。
地ビールブームが去り、低迷する経済状況や発泡酒・新ジャンル酒類の台頭で苦戦をしている地ビール業界だが、大手ビールメーカーにはないタイプや味わいなど、“地域密着型ビール”として定着しているブランドが数多くある。今回の出展にあたってJBAの黄金井会長は「このコーナーを通じて、地ビール業界が元気だというところをPRしたい」と、意気込みを語った。
同コーナーにはJBA会員を中心に40社を超えるメーカーが参加し、約120銘柄の地ビールを出展。地元の特産品とコラボレーションしたものなど、“地域資源”として今後の成長が期待される地ビールを、業界一丸となって流通・料飲店関係者に発信した。
会場の入り口には、日本地図が描かれた大きなパネルで、全国の地ビール製造各社の所在地などを紹介し、バイヤーらを呼び込んだ。ブース内では各社の地ビールの展示が行われたほか、出品された地ビールの試飲コーナーなども設けられ地ビールをPRした。訪れた人々は「こんなに沢山の製造業者あるとは知らなかった。味わいもいろいろな違いがあってとても面白い」と製造方法による味の違いや、地域によって味わいが異なる地ビールの多様性を楽しんだ。
黄金井氏は「最初のブームが終わって地ビール文化は根付いたと思う。これからは付加価値を全面に押し出して、地ビールブランドをもう一度認識してもらいたい」と、今後も“地域密着型ビール”としての位置づけを、より強固なものにしていく考えを述べた。