【新潟】県内の蔵元で組織する新潟淡麗にいがた酒の陣実行委員会(新潟県酒造組合)は3月13、14日の両日、新潟市の朱鷺メッセで毎年恒例となった「にいがた酒の陣2010」を開催した。
今年で7回目となった今回は2日間で、全国から昨年より約2000人多い8万人超が訪れ、県下の全蔵元96社が自慢の酒を振舞った。
13日に行われたオープニングセレモニーでは新潟県酒造組合の斉藤吉平会長があいさつに立ち「県下の酒蔵が心を込めて醸した日本酒を今日は存分に楽しんで欲しい」と来場者に呼びかけ、来賓、関係者らとともに行った鏡開きで幕を開けた。
会場では新潟県下の蔵元の酒がきき放題とあって、蔵元が展開しているどのブースにも日本酒ファンが詰め掛けた。今年で4年目となる新潟県産の酒米「越淡麗」で醸したお酒を一堂に会した「越淡麗バー」には51銘柄が出展され、試飲コーナーの前には長蛇の列ができるほどの盛況だった。ほかにも、地元食品メーカーが多数出展し、おつまみを提供するなど食とのコラボも展開。会場には立ち飲みコーナーなどの飲食スペースも用意し、ゆったりとお酒と食事を楽しめる作りとなっていた。
新潟を一度に味わえるイベントとして、全国的に有名な「新潟酒の陣」。約2割の人が県外から訪れることで、開催中は新潟市内のホテルが満室になるなど、地元の経済効果にも一役買っている。女性の来場者も年々増えており、主催関係者によると「最近は女性が男性を連れてくるケースも多いようです」と、日本酒ファンの拡がりを語る。イベントについては「蔵元各々がライバルとなって、出展ブースにも工夫を凝らしている。個々の表現の場ともなる『酒の陣』で切磋琢磨し、いい酒造りにも繋がればいいと思う」と、蔵元、来場者ともに有益な場所であることを語った。