サントリーHD 売上・利益ともに増加

 サントリーホールディングスは平成21年12月期の連結業績(平成21年1月1日~12月31日)を2月9日に発表した。詳しい内容は次のとおり。

 【連結経営成績】
 ▽売上高=1兆5507億1900万円で前年同期に比べ2・5%増▽営業利益=835億4400万円で2・8%増▽経常利益=818億2200万円で3・3%増▽当期純利益=326億6600万円で1・9%増▽1株当たり当期純利益=47・54円

 【平成22年12月期の連結業績予想】
 ▽売上高=1兆7430億円で前年同期に比べ12・4%増▽営業利益=1030億円で23・3%増▽経常利益=940億円で14・9%増▽当期純利益=400億円で22・5%増▽1株当たり純利益=58・21円

 <経営成績>
 【酒類事業】
 ビール事業は5811万ケース(前年同期比97・1%)の販売数量となった。味わいに高い評価をいただいている「ザ・プレミアム・モルツ」はマーケティング活動をさらに強化し、1266万ケース(前年同期比110・2%)と好調に推移し、6年連続で過去最高販売数量を更新した。新ジャンル商品「金麦」も1684万ケース(前年同期比140・8%)と大幅な伸長を果たした。

 スピリッツ事業はウイスキーをはじめ、各分野におけるマーケティング活動を積極展開し、前年同期比105%となった。ウイスキーは“ハイボール”という飲み方を徹底訴求し、前年同期比114%と大きく伸長し、市場を牽引した。「角瓶」は“ハイボール”を推奨するキャンペーンの実施や「角ハイボール缶」の発売、取扱店の拡大により、前年同期比131%となり、ウイスキー復活の大きな原動力となった。「山崎」は国内では前年同期比107%、海外でも欧州を中心に好調で、前年同期比約3割増となった。

 RTDは前年同期比111%と大きく伸長。2月に発売した「-196℃ストロングゼロ」が好調で、「-196℃」ブランド計で前年同期比136%となった。

 以上の結果、酒類事業の売上高は5577億円(前年同期比101・5%)となった。

 <次期の見通し>
 ビール事業は好調な「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」を柱に、引き続き事業基盤の強化を図る。伸長が期待される新ジャンル市場において「ジョッキのみごたえ辛口︿生﹀」を2月に、「7種のホップリラックス」を3月に新発売することで、新たな需要を獲得する。

 ウイスキーは“ハイボール”のさらなる認知向上と定着化、「山崎」「白州」「響」などのプレミアムウイスキーならではの付加価値を訴求していく。

 サントリー食品は積極攻勢に出る年と位置づけ、事業を協力に推進していく。清涼飲料では「ウーロン茶」「BOSS」「伊右衛門」「PEPSI」「天然水」「DAKARA」といった基幹ブランド育成・強化のほか、新商品の積極的なマーケティング活動を展開する。

 これらの活動により、事業セグメント別の売上高は食品事業1兆483億円(前年同期比121・7%)、酒類事業5649億円(101・3%)、その他の事業1298億円(98・4%)を予定している。

(掲載日:2010年02月25日)

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jyokai.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3359


<最近の記事>

  • 日本洋酒組合通常総会開く ロゴマークを制定

  • サントリーHD 売上・利益ともに増加

  • サッポロHD 今期は減収増益で着地

  • サッポロビール 寺坂専務を社長に内定

  • モトックス 南アのワインに注目

  • キリンHD 経常利益 40%の大幅増

  • 昨年11月の全酒類出荷 2.2%増加し前年をクリア

  • サッポロビール 竣工10周年を機に

  • 福岡県酒造組 福岡の酒“再発見”

  • 1月ビール系酒類出荷状況 ビール全体で13%の減少

  • 当サイトに掲載の記事・写真・図表等の無断転載を禁じます。
    著作権は、株式会社 醸界タイムス社に帰属します。
    Copyright© 2010 The Jyokai Times. All rights reserved.
    個人情報リンクトラックバック