「サントリー天然水南アルプス白州工場」竣工 環境配慮型の天然水新工場

 サントリー天然水南アルプス(株)は、サントリー白州蒸溜所・天然水白州工場の敷地内(山梨県北杜市)にて建設を進めていた天然水の新工場「サントリー天然水南アルプス白州工場」を4月22日に竣工する。

 今回竣工する新工場は、伸長を続ける同社ミネラルウォーター事業において、「サントリー天然水」のさらなる安定供給を目指し、生産設備の増強を図るために建設するもの。最新鋭の設備・技術による徹底した衛生管理のもと、ペットボトル容器成型から、充填包装・品質管理に至るまで一貫して行い、「サントリー天然水(南アルプス)」を主に東日本の消費者に届ける。

 なお、「サントリー天然水」の生産拠点としては、天然水白州工場(山梨県北杜市)、九州熊本工場(熊本県上益城郡)、奥大山ブナの森工場(鳥取県日野郡)に続く第4の工場となる。

 また、コーポレートメッセージである「水と生きるSUNTORY」の実現に向け、“業界トップレベルの省資源・省エネルギー“を追求し、環境配慮型の工場を目指していく。

 地域・自然との共生を図り自然環境を保全する活動を進めるとともに、より多くの消費者に、徹底した品質管理による“安全“で“おいしい“天然水を届けていく。

 【環境配慮型設備について】(1)水の再利用・節水について=さまざまな製造工程で使用する水を分別回収し、可能な限り循環利用(再利用)するとともに、温水によって殺菌する技術を活用することで、製造工程の使用水量原単位は、既存の「サントリー天然水白州工場」の5割以上の削減を目指していく。

 (2)CO2排出量の削減について=製造から輸送まで一貫した環境負荷低減を目指し、“1”国産最軽量22lペットボトル(36g)の導入“2”飲料業界最大規模の太陽光発電パネルの設置“3”ペットボトル成型に使用する高圧エアーの再利用“4”製造工程で発生する温水熱の空調利用、生産設備・空調設備の冷温熱負荷統合などの取り組みによりCO2排出量の削減に努める。

 【地域・自然との共生について】新工場の建設場所であるサントリー白州蒸溜所・天然水白州工場の敷地は、南アルプス・甲斐駒ヶ岳のふもとに位置し、野鳥の保護区「バードサンクチュアリ」を設けるなど森林をそのままの状態で残し、自然と豊かな水の環境を守っている。また、水源涵養エリア約180ヘクタールを、サントリー「天然水の森・南アルプス」として、水を育む森林の保全・育成を進めている。

 なお、4月23日からは、工場見学ツアー“天然水のガイドツアー”を実施し、天然水を育む自然環境とともに品質を守る取り組みや環境負荷低減のための活動などを、わかりやすく紹介していく。

 ▽工場所在地=山梨県北杜市白州町鳥原2913-1▽工場長=喜田哲永(サントリー天然水南アルプス(株)代表取締役社長)▽建築面積=生産工場1万平方m(延床面積1万4000平方m)倉庫棟1万1500平方m(延床面積2万9000平方m)▽年間生産能力=3600万ケース▽従業員数=約60人

(掲載日:2010年02月05日)
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