サントリー食品は1月21日、「2010年サントリー食品事業方針」を発表した。
2009年の国内飲料は、「BOSS」の販売数量が7000万ケースを突破するなど好調に推移。厳しい市場環境の中、飲料合計で前年を上回る3億5490万ケース、前年比1%のプラスで着地した。海外では、ニュージーランド、オーストラリアで清涼飲料を展開する「フルコアビバレッジズ」、ヨーロッパで清涼飲料を展開する「オレンジーナ シュウェップス」が新たにサントリーグループに加わったほか、中国では「黒烏龍茶」がヒット。健康食品では「セサミンEプラス」などの商品が消費者から引き続き支持された。
2010年も飲料市場を取り巻く環境は、ますます厳しさを増していくと推定される中、同社では、「引き続き食品事業の中期経営ビジョン“成長の持続”と“収益力の強化”を掲げ、特に本年度は積極攻勢を図る年と位置付け、事業を強力に推進していく」としている。
国内飲料は、基幹ブランドの強化に注力するとともに、SCMコスト削減や販促費の効率的運用を推進するなどで、2010年は3億6740万ケース、前年比4%のプラスを目標とする。海外では、各エリアで新たな飲料事業の成長基盤を確立するとともに、既存の「セレボス パシフィック」「ペプシ ボトリング ベンチャーズ」でのさらなる事業拡大を図り、サントリーグループトータルでのグローバル戦略を一層、加速させる。また、伸長を続ける健康食品事業は、さらなる成長、事業拡大を図るなど、前年比約1割増を計画。グループの新たな収益の柱となることを目指す。