アサヒビール 売上高 前期比0.7%の微増

 アサヒビールは平成21年12月期(平成21年1月1日~12月31日)決算短信を2月8日に発表した。詳しい内容は次のとおり。

 <アサヒビールグループ>

 【平成21年12月期の連結業績】
 ▽売上高=1兆4724億6800万円で前年同期比0・7%増▽営業利益=827億7700万円で12・4%減▽経常利益=905億4600万円で6・1%減▽当期純利益=476億4400万円で5・8%増▽1株当たり当期純利益=102・49円

 【平成22年12月期の連結業績予想】
 ▽売上高=1兆5000億円で前年同期比1・9%増▽営業利益=960億円で11・7%増▽経常利益=1010億円で11・5%増▽当期純利益=520億円で9・1%増

 <アサヒビール>

 【平成21年12月期の個別業績】
 ▽売上高=9854億6800万円で前年同期比3・3%減▽営業利益=785億1300万円で13・8%減▽経常利益=793億300万円で10・5%減▽当期純利益=300億3600万円で23・0%減▽1株当たり当期純利益=64・61円

 【平成22年12月期の個別業績予想】
 ▽売上高=9715億円で1・4%減▽営業利益=860億円で9・5%増

 <経営成績に関する分析>

 【酒類事業】
 ビールにおいては主力の「アサヒスーパードライ」のブランド価値をさらに高めるために、消費者キャンペーン“「うまい!をカタチに!」プロジェクト”や、“「うまい!を明日へ!」プロジェクト”の実践など、情報発信や販売促進活動を展開した。5月には「アサヒ・ザ・マスター」を発売し、幅広いニーズに応える商品提案にも取り組んだ。

 発泡酒においては消費者の健康志向に対応した“糖質ゼロ”の「アサヒスタイルフリー」が前年実績を上回り、高い評価をいただいた。3月には「アサヒクールドラフト」も発売するなど、市場の活性化に取り組んだ。

 新ジャンルにおいては「クリアアサヒ」の大規模なサンプリング活動を実施するなど、積極的な販促活動を展開。2月に「アサヒオフ」、9月に「アサヒ麦搾り」も発売するなど、新たな価値の提案にも挑戦した。

 焼酎においては好調な焼酎甲乙混和市場や芋焼酎市場における地位向上のため、「かのか」「さつま司」の積極的な販促活動を行った。

 <経営方針>

 【目標とする経営指標】
 アサヒビールグループは各事業の収益性の向上を図ることにより、平成27年までの長期目標として、連結のEBITDA/売上高比率で12%以上を目指す。平成22年からの3カ年計画である「中期経営計画2012」の目標として、連結の営業利益率で8%程度を達成することを主な経営指標の目標としている。

 【会社の対処すべき課題】
 酒類事業においては“変革へ向かって、動く”をスローガンに掲げ「アサヒスーパードライ」と「クリアアサヒ」を中核ブランドとして強化・育成に注力するとともに、平成22年3月に新ジャンル「アサヒストロングオフ」を発売し、新たな価値を提案するなど、ビール類市場の活性化に取り組んでいく。また、焼酎・低アルコール飲料・洋酒・ワインの各カテゴリーについては、コスト競争力の強化を図りながら、それぞれの基幹ブランドを強化・育成し、市場での存在感を高めていく。

(掲載日:2010年02月19日)

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jyokai.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3350


<最近の記事>

  • 1月ビール系酒類出荷状況 ビール全体で13%の減少

  • アサヒビール 売上高 前期比0.7%の微増

  • 菱食21年12月期決算 売上減少も利益は大幅増

  • キリンHD 新社長に三宅氏

  • 1-12月洋酒出荷数量 177万5千klで25.5%の大幅増

  • カナカン春の展示会 新たな試みを提案

  • 1-12月分酒類消費支出 4万3千円で3.5%減

  • 鹿児島県酒造組合 卓越の技術、高く評価

  • 泉屋酒販第55期繁栄計画発表会 “ありがとう経営”実践

  • キリン、サントリー統合破談に 統合比率で平行線

  • 当サイトに掲載の記事・写真・図表等の無断転載を禁じます。
    著作権は、株式会社 醸界タイムス社に帰属します。
    Copyright© 2010 The Jyokai Times. All rights reserved.
    個人情報リンクトラックバック