国税庁が発表した平成21年度11月の課税状況によると、昨年11月の全酒類合計の課税出荷数量は75万1083㎘で前年同月の73万4678㎘に比べ2・2%増加した。
主な酒類別の課税出荷数量と前年同月対比は▽清酒=6万9006㎘で前年同月に比べ5・3%減▽連続式蒸留焼酎=3万6893㎘で6・5%減▽単式蒸留焼酎=4万6344㎘で2%減▽ビール=24万5527㎘で1・1%減▽果実酒=3万186㎘で5・4%増▽ウイスキー=5812㎘で11・2%減▽ブランデー=524㎘で16・6%減▽発泡酒=9万821㎘で5・9%減▽その他の醸造酒(新ジャンル酒類)=6万1041㎘で10・6%増▽スピリッツ等=1万6476㎘で4・8%増▽リキュール=13万2225㎘で24・1%増――の状況で、果実酒、その他の醸造酒、スピリッツ等、リキュールが前年をクリアし全体の数量を牽引している。
その他の醸造酒の中には新ジャンル酒類が含まれているため、昨今のデフレ傾向で消費者の生活防衛意識から低価格帯商品の人気が高まり、約10%の大幅増と顕著な伸びを示した。一方、リキュール、スピリッツのチューハイ系の伸びも高く推移しており、消費者の低アルコール志向からRTD系の酒類が好調となっている。
昨年の1月から11月累計の全酒類合計の課税出荷数量は618万3371㎘で前年同期の624万1063㎘に比べ0・9%の微減となった。
主な酒類別の課税出荷数量と前年同期対比は▽清酒=38万8417㎘で3・3%減▽連続式蒸留焼酎=32万2716㎘で0・8%の微増▽単式蒸留焼酎=35万0084㎘で0・3%の微減▽ビール=211万1856㎘で5・9%減▽果実酒=17万5702㎘で5・9%増▽ウイスキー=5万2989㎘で6・2%増▽ブランデー=5043㎘で13・2%減▽発泡酒=82万3649㎘で16・4%減▽その他の醸造酒(新ジャンル酒類)=52万9016㎘で5・2%減▽スピリッツ等=17万6203㎘で22・9%の大幅増▽リキュール=113万7887㎘で26・3%の大幅増――となっており、前年をクリアした酒類は連続式蒸留焼酎、果実酒、ウイスキー、スピリッツ等、リキュールなどとなっており、チューハイ系の好調が続いている。