サッポロホールディングスは、ベトナムにおいてビール事業に進出するため、同国でビール事業の開業準備を進めているクローネンブルグ・ベトナム・リミテッド(以下KVL社)の出資持分を取得し、ベトナムにおけるビール製造販売事業へ進出することを決定した。
サッポログループは、平成19年10月に発表した新経営構想の中の重要なグループ戦略である「戦略的提携の実施」および「国際展開の推進」の具体策として、ベトナムにおけるビール製造販売事業に進出する。年率10%以上の成長が続いている有望なベトナムビール市場で、日本のビールメーカーとしては初めてとなるビール製造販売の拠点を構築し、積極的なマーケティング投資により同国におけるサッポロブランドの確立、市場シェアの早期獲得および事業の拡大を図っていく。
具体的には、ベトナムの国営たばこ会社である「ベトナムたばこ総公社」(以下、ビナタバ社)との合弁会社(出資比率:当社グループ65%、ベトナムたばこ総公社35%)にて、ビール製造販売事業をベトナムにおいて行う予定。ベトナムたばこ総公社は、たばこ、食品・飲料製造販売を手掛けるベトナム首相府直属の大型国営企業であり、同国において確固たる事業実績を持ち、高い信用を得ている。
サッポロの130年以上の歴史に培われたビール製造ノウハウと、ビナタバ社のべトナムにおける広範囲の販売網との融合により、同国において高品質なサッポロビールを製造し、主要な小売店、業務店において販売することで、プレミアムブランドとしてのサッポロビールをベトナムの消費者にアピールしていく。
サッポログループが出資持分を取得後、ホーチミン市郊外のロンアン省においてビール製造工場の建設に着工し、2012年年初には同工場製造の製品の販売を開始。製造販売開始8年目の2019年には15万klの販売数量達成を目指していく。