民間の信用調査会社・帝国データバンクが発表した全国企業倒産集計によると、11月の企業倒産件数は1000件で、前年同月に比べ10件の減少となり、3カ月連続で前年同月比を下回った。一方、負債総額は6908億5500万円で、前年同月の5411億6500万円に比べ、27・7%の大幅増加となった。
11月分の酒類販売業者倒産件数は4件で、前年同月に比べ6件減少。負債総額は6億700万円で、前年同月の8億800万円に比べ24・9%減少し、倒産件数、負債総額ともに落ち着きを見せている。
今年に入ってからの酒類販売業者倒産件数の推移は▽1月=6件(5件)▽2月=5件(4件)▽3月=13件(11件)▽4月=8件(6件)▽5月=5件(3件)▽6月=7件(4件)▽7月=4件(3件)▽8月=5件(4件)▽9月=6件(5件)▽10月=2件(6件)▽11月=4件(10件)--となっており、2カ月連続で減少した。
同社は今後の見通しとして「現状の“政策効果による倒産減少”がいつまで続くのかが注目される。将来不安が増幅し内需も停滞する中、年明け以降、政策効果の息切れが本格化し、倒産件数が再び増加に転じる可能性が高まっている」としている。