11月のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は36万5962klで前年比7・7%減となった。ビールは6・8%減、発泡酒は14・2%減、新ジャンル酒類は17・0%増を示し、依然として新ジャンル酒類が毎月2ケタ増を継続している。今年1-11月累計のビール類合計出荷数量は529万8735klで、前年同期の543万7143klに比べ2・5%減の状況となった。累計でも、ビールは7・2%減、発泡酒は16・1%減、新ジャンル酒類は21・1%増と新ジャンル酒類のみ好調を示した。
ビール酒造組合・発泡酒の税制を考える会などがまとめた11月分のビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)の課税出荷数量は、全国的に降水量が多く、また日照時間も少なかったことや、料飲店需要が伸び悩んだことも影響し、ビール類トータルで36万5962klで7・7%の減少となった。
ジャンル別出荷状況(前年比)は、▽ビール=22万9486kl(6・8%減)▽発泡酒=8万2229kl(14・2%減)▽新ジャンル酒類=13万5220kl(17・0%増)--の状況となった。ビール・発泡酒が減少、新ジャンル酒類が増加という傾向が依然続いている。
今年1-11月分累計のビール類の課税出荷数量は529万8735klで、前年同期の543万7143klに比べ2・5%減少となった。1-11月累計のビール類課税出荷状況(前年比)は、▽ビール=264万6194kl(7・2%減)▽発泡酒=108万2422kl(16・1%減)▽新ジャンル酒類=157万119kl(21・1%の2ケタ増)--を示した。
今期1-11月のビール類の総合計数量中に占める各ジャンル別の構成比は、▽ビール=49・9%(前年同期52・4%)▽発泡酒=20・4%(23・7%)▽新ジャンル酒類=29・6%(23・8%)--と新ジャンルがさらに構成比を伸ばした。
ビール酒造組合の発表によると、11月単月のビール容器別販売動向の前年比(構成比)は▽びん=10・3%減(22・8%)▽缶=6・5%減(46・1%)▽樽・タンク=4・6%減(31・1%)――を示した。用途別販売動向は、業務用が5・9%減(45・9%)、家庭用が7・6%減(54・1%)を示し、業務用が先月に比べ減少幅が縮んだ。
また、発泡酒の税制を考える会によると、発泡酒の容器別販売動向の前年比は▽びん=0・3%減(0・5%)▽缶=15・0%減(94・4%)▽樽・タンク=2・5%増(5・1%)――を示し、用途別販売動向は、業務用が1・1%減(5・8%)、家庭用が15・0%減(94・2%)を示した。
今年のビール市場も残すところあと1カ月となった。今年のビール市場は、ビール・発泡酒から新ジャンル酒類へのシフトが大きく目立ち、新ジャンル酒類の大きな躍進の年となった。残す1カ月も同様に動くものと思われる。発泡酒は今年2月に前年同月比47・3%の著増を見せて以来、毎月2ケタ成長を続けており、今年のビール類構成比は、ビール・発泡酒・新ジャンル酒類でほぼ「5:2:3」になるものと予想される。新ジャンル酒類の勢いはどこまで続くのか?来年以降の動きに注目が集まる。