【大阪】(社)日本ソムリエ協会(JSA)は、国際ソムリエ協会(ASI)主催のもとに、アジア・オセアニア地区としては初となる国際規模のソムリエコンクール「第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」を行い、11月18日にコンクール決勝を北区中之島のリーガロイヤルホテル大阪で開催した。
ASIは、1969年6月、フランス・シャンパーニュ地方ランスでソムリエ職の発展・促進する目的で非営利団体として設立。ヨーロッパ地域・アメリカ大陸・アジア-オセアニア地域に3分割し、それぞれの大陸・地域にて、2年ごとに国際大会を、そして3年に一度世界最優秀ソムリエコンクールを開催している。
第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールは、JSAの小飼一至会長が「アジアのソムリエ職活性化」を目標とし、コンクール開催の意義を訴えてきた。2008年ブルガリア春季総会で第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール開催の意義を訴え、同年ロシア秋季総会で日本が開催国として各メンバー国から承認された。この決定を受け、JSAの田崎真也副会長がシンガポール、中国、インドネシア、マレーシアなど東南アジア諸国に出向き、コンクール参加の意義を訴え、今回の開催が実現することとなった。
コンクール参加国は、日本・韓国・香港・中国本土・シンガポール・タイ・マレーシア・オーストラリア・ベトナム・インドネシアの10カ国で、出場選手は20人。
18日に開催した決勝戦では、決勝進出選手3人による最後のコンクールを行った。選手はレストランを想定したステージ上で、お客に対するサービスやメニューにマッチしたワイン選びなどの実演を行うとともに、ワインリストの間違い探しやテイスティングなどを審査員の前で披露した。なお決戦の模様は、一般公開も行い、会場にはワインに興味を持つ一般来場者がプロの行うサービスを固唾をのんで見守った。
決勝の結果、日本代表の森覚氏(ラ・トゥールダルジャン東京)が1位に輝いた。