【鹿児島】10月25日、今年で17回目を迎えた薩摩酒造の「新酒まつり」(会場・同社花渡川蒸溜所「明治蔵」=枕崎市)には、今年も1万人近くが来場。フレッシュな味わいの新酒はもちろん、蔵という独特な空間で存分に、薩摩焼酎の魅力に触れた。
当日は午前11時から午後9時まで、社員総出でもてなし。新酒を振る舞い、地元枕崎名産の鰹を使った腹皮料理、うどんや豚汁、焼き鳥なども用意した。
左党ばかりでなく、家族連れで楽しんでもらうため、特設ステージでの出し物も盛りだくさん。オープニングを地元立神小学校のマーチングバンドが飾り、その後は歌や踊り、空手演武など多彩なパフォーマンスで盛り上がった。同社のCM曲で起用されている中孝介さん(あたり・こうすけ)のライブもあり、その抒情(じょじょう)あふれる歌声に来場者は酔った。
芋焼酎文化の一端を肌で感じてもらおうと、焼酎蔵の全貌に触れる見学会や、畑に赴き、焼酎用のサツマイモ、黄金千貫(こがねせんがん)を掘り取る体験会も実施した。
地元で愛されるまつりは今年も、大花火で締めくくられた。
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新酒を祭る--。芋焼酎造りは初秋から初冬にかけて行われ、初仕込みの焼酎の出来栄えが杜氏や倉子によって確かめられる。「この時期になると、美味しい(焼酎を造る)酒蔵には自ずと多くの人が集まり、初物を称え合う。鹿児島ならではの秋の風物詩」(同社)だという。