【東京】東京国税局は「平成21年酒類鑑評会」の表彰式を11月5日、東京国税局で開催した。
今回は▽吟醸=34場、60点▽吟の舞=18場、18点▽ぎんから=20場、20点▽燗酒=24場▽本格焼酎=10場、18点▽ビール・発泡酒部門=8場、20点--の合計48場、160点が出品された。なお、ビール・発泡酒部門は表彰対象外となっている。
審査は部門別に40人の審査員により、評点法とプロファイル法によって、1審を10月5、6日に、2審を8日に行った。その結果、清酒吟醸部門13場、吟の舞部門7場、ぎんから部門7場、燗審査部門10場、本格焼酎部門4場が優等賞として選ばれた。
講評を行った審査長の木下実鑑定官室長は「吟醸酒については華やかな吟醸香が熟成によって深みを増し、酒造技術の高さが伺えた。吟の舞、ぎんからはそれぞれ蔵の個性を生かしたものが多く、品質向上が認められた。創設2年目の燗審査の部では異なる魅力を持つ、多様な酒質があり、今後の多様な展開に期待できる。本格焼酎は原料特性がよく出ており、本格焼酎ならではの旨みを持ったものが多かった。ビール・発泡酒はホップの麦芽の風味を巧みに生かしたもの、既存の型にこだわらない自由な商品設計なものなど、多様な出品酒があり高品質なものが多かった」とそれぞれの部門についてコメントを述べた。
優等賞受章蔵は次のとおり。
【吟醸部門】寿萬亀(亀田酒造)、東魁盛(小泉酒造)、海舟散人(馬場善広)、東薫(東薫酒造)、金龍稲花正宗(稲花酒造)、甲子正宗(飯沼本家)、寒菊夢の又夢(寒菊銘醸)、多満自慢(石川酒造)、澤乃井(小澤酒造)、嘉泉(田村半十郎、)千代鶴(中村八郎右衛門)、谷櫻(谷櫻酒造)、春鶯囀(萬屋醸造店)
【吟の舞部門】東魁盛(小泉酒造)、仁勇(鍋店)、腰古井(吉野酒造)、澤乃井(小澤酒造)、嘉泉(田村半十郎)、千代鶴(中村八郎右衛門)、金婚正宗(豊島屋酒造)
【ぎんから部門】東魁盛(小泉酒造)、東薫(東薫酒造)、仁勇(鍋店)、東灘(東灘醸造)、金龍稲花正宗(稲花酒造)、澤乃井(小澤酒造)、千代鶴(中村八郎右衛門)
【燗審査部門】寿萬亀(亀田酒造)、東薫(東薫酒造)、仁勇(鍋店)、純米醍醐(木戸泉酒造)、岩の井(岩瀬酒造)、長命泉(滝沢本店)、甲子正宗(飯沼本家)、白笹鼓(金井酒造店)、盛升(黄金井酒造)、太冠(太冠酒造)
【本格焼酎部門】情け嶋芋(八丈興発)、嶋自慢(宮原)、盛若華(神津島酒造)、弥太郎(黄金井酒造)