【福岡】アポロ11号が月面着陸した1969年(昭和44年)生まれの清酒が、40年もの間、熟成の時を刻んでいた--「超大古酒 老琥珀(らおこはく)」。企画発売元は、酒類卸の倉松酒販(倉松聰社長、北九州市)。「時間という人智を超えた強大なエネルギーによって完成された独特のコクと味わいに酔いしれてほしい」と訴える。
360ml白磁容器入り・桐箱入りで、税別・参考小売価格6000円。11月上旬から、400本限定(シリアルナンバー入り)で予約販売する。
製造元は清力酒造(福岡県大川市)。普通酒を最適の温湿度を保つ蔵で熟成させたものだが、アルコール度数は35度と異例で、そのことが他の古酒にはない香味を与えているという。現行の酒類表示ではアルコール度数が高く清酒表示ができないが、同品については当時認められた清酒表示が生かされた。
倉松酒販は特異な香味をアピール。「色調は濃い褐色。粘性は高く、そのトロリとした様はあたかも何万年もの時を経て琥珀となった、光り輝く松ヤニを連想させる。味わいは木の実や蜂蜜、キャラメル。『老琥珀』だけがもつ、爽やかな苦味、甘味、高アルコールの3つの相乗効果で、まろやかで口当たりが良く、豊潤で爽やかな味わいが楽しめる」。
「今年末から来年へ向け、古酒に力を入れる」という同社。消費者に求め易い価格で古酒の魅力に触れてもらおうと企画した「純米 生一本 大古酒」も同時期から販売を開始する。
製造元は朝凪酒造(福岡県久留米市)。1995年から熟成の14年純米古酒(アルコール度数15度)で、税別・参考小売価格は1・8lびん詰(カートン入)/3000円、720ml(同)/1500円。
「長期熟成酒ジャンルの中では滑らかで、柔らかい味わいと香りが特長。飲みやすく、料理との相性がとても良い黄金色のお酒。さまざまな料理、熱燗から冷やまで、幅広い嗜好でお召し上がりいただける」という。
問合せ・同社TEL=093(701)3333