宝ホールディングスは11月5日、平成22年3月期の第2四半期決算の概要を発表した。同期の決算内容は売上高が911億2500万円で前年同期比0・9%減、営業利益が29億3700万円で6・8%増、経常利益が31億2700万円で13・4%増、四半期純利益が17億600万円で36・6%減の結果だった。
同期の概況について、同社では「昨年の金融危機に端を発した景気の低迷により、雇用情勢や所得環境の先行き不安により、個人消費の回復は依然として遅れている。このような状況の中、当グループは昨年スタートした第7次中期経営計画の達成に向け、着実な経営活動に努めた結果、売り上げは前期より若干の減少となったが、原材料価格の安定に加え、徹底したコストダウンによって営業利益は増益となり、為替変動による影響が為替差益に転じたことで、形状利益も増益となった。一方、四半期純利益は、前年に固定資産売却益や繰り延べ税金資産の回収可能性発生に伴う法人税等調整額のマイナス計上があったことにより、減収となった」と説明している。
酒類・調味料セグメントの概況は、新型インフルエンザや景気低迷による消費者の買い控えという厳しい環境の中で、差別化された高品質の商品群特性を訴求した結果、焼酎、ソフトアルコール飲料、原料アルコールは増収となり、清酒、本みりんの減収を吸収。セグメント全体の外部売上高は前年同期比100・1%の756億1100万円となった。また、販売費および一般管理費の増加はあったものの、コストダウンによる売上原価の減少で、セグメント営業利益は103・9%の31億3000万円を計上している。
同社は通期の業績予想で売上高1923億円(前期比0・3%減)、営業利益89億円(0・6%増)、経常利益90億円(3・4%増)、当期純利益50億円(11・3%減)を見込んでいる。