10月のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は48万874klで前年比4・3%減となった。ビールは6・6%減、発泡酒は23・8%減、新ジャンル酒類は18・6%増を示し、「ビール・発泡酒が低調、新ジャンル酒類が好調」という流れを継続している。今年1-10月累計のビール類合計出荷数量は485万1800klで、前年同期の497万9379klに比べ2・6%減の状況となった。累計に関しても、ビールは7・2%減、発泡酒は16・3%減、新ジャンル酒類は21・5%増と新ジャンル酒類のみ好調を示した。
ビール酒造組合・発泡酒の税制を考える会などがまとめた10月分のビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)の課税出荷数量は、台風の影響もあり比較的降水量も多く、気温の変動も大きかったことや、引き続き料飲店需要が伸び悩んだことも影響し、ビール類トータルで48万874klで4・3%の減少となった。
ジャンル別出荷状況(前年比)は、▽ビール=23万4989kl(6・6%減)▽発泡酒=9万4754kl(23・2%減)▽新ジャンル酒類=15万1131kl(18・6%増)--の状況となった。ビール・発泡酒が減少、新ジャンル酒類のみ増加という傾向が依然続いている。
今年1-10月分累計のビール類の課税出荷数量は485万1800klで、前年同期の497万9379klに比べ2・6%減少となった。1-10月累計のビール類課税出荷状況(前年比)は、▽ビール=241万6707kl(7・2%減)▽発泡酒=100万193kl(16・3%減)▽新ジャンル酒類=143万4900kl(21・5%の2ケタ増)--を示した。
今期1-10月のビール類の総合計数量中に占める各ジャンル別の構成比は、▽ビール=49・8%(前年同期52・3%)▽発泡酒=20・6%(24・0%)▽新ジャンル酒類=29・6%(23・7%)--と新ジャンルがさらに構成比を伸ばし、ビールは先月に続き50%を切っている。
ビール酒造組合の発表によると、ビール容器別販売動向の前年比(構成比)は▽びん=11・8%減(22・9%)▽缶=4・4%減(43・2%)▽樽・タンク=5・7%減(33・9%)――で、びんの構成比が前年同月に比べ1・4%減少している。用途別販売動向は、業務用が7・1%減、家庭用が6・2%減を示した。
また、発泡酒の税制を考える会によると、発泡酒の容器別販売動向の前年比は▽びん=9・1%減▽缶=24・3%減▽樽・タンク=3・2%増――を示し、用途別販売動向は、業務用が0・8%減、家庭用が24・2%減を示した。
ビール類の市場は、最需要期の7月・8月が低迷、続いての9月も前年並みになったものの、10月がまた前年割れで着地した。累計の販売数量を見ると7月以降4カ月連続で低迷となった。低迷の大きな要因としては、最盛期の夏以降続く悪天候もさることながら、景気低迷の影響による業務用市場の冷え込みがもっとも大きい。低迷が続くビール類の中で、新ジャンル酒類のみ好調が際立っているが、この好調がビール類全体の売り上げに大きく影響していることは否めない。