【鹿児島】本格焼酎メーカーの濵田酒造(「海童」等製造元、濵田雄一郎社長)は10月17・18日の2日間、同社傳藏院蔵(いちき串木野市西薩町)で秋季恒例の蔵開きイベント「いちき串木野・新焼酎まつり」を開催した。新焼酎の振る舞いやヒーローショーなど、家族総出で楽しめる盛り沢山の企画で、来場者は過去最高の1万5000人に上った。
イベントは、芋焼酎の新酒が出始める時期に合わせ企画しているもの。まつり期間に蔵元でのみ販売する限定焼酎も人気を集める。今年は、麦焼酎と芋焼酎の原酒をそれぞれ樫樽に入れた後、びん詰した“蔵出し秘蔵酒”や、“新酒初蔵仕込(原酒)”、リキュール類などを販売。売り切れが相次いだ。同社の芋焼酎「海童」を4種の焼酎からきき当てるコーナーも。正解者には「海童」進呈とあって、挑戦者の列が続いた。
ステージでは、落語やライブ、太鼓演奏、大声大会もあって賑やか。子供らには、仮面ライダーショーが大人気で、歓声が途切れることはなかった。
同社の芋焼酎「海童・祝の赤」1年分(720ml120本)などが当たる抽選会も。来場者はスタンプラリーを楽しみながら、工場も見学した。日ごろ見る機会がない芋焼酎造りの現場に触れ、高速で焼酎が充てんされていくビン詰ラインなどにも興味深く見入っていた。
まつり期間中は、いちき串木野市内にある同社の他の蔵「焼酎蔵・薩洲濵田屋伝兵衛」(湊町)、「薩摩金山蔵」(下名)でも特典やイベントを用意し、趣が異なる2蔵への来場を呼びかけた。同社濵田社長は、「蔵も見ていただき、新焼酎を味わっていただくことはもちろん、お客様へ感謝の意味合いが大きい」と語る。