【金沢】充填機などを開発・販売している澁谷工業(金沢市、澁谷弘利社長)は穀類の乾燥調整加工設備を主業とする㈱サタケ(広島県東広島市、佐竹利子代表)と包括的に業務提携を行うことを9月9日に発表した。
サタケは精米・選別設備や検査機器を展開しており、両社は昨年から互いに技術交流を進めてきた。今回、業務提携に至った経緯は“1”両社が得意とするコア技術が異なり、両社の技術を融合させることで新製品の開発が促進される可能性がある“2”両社の顧客が一部重複しているにもかかわらず、製品系列としてはほとんど重複が無いこと--などの理由から、幅広い分野で協業が可能との結論となった。
具体的な提携内容としては技術開発と営業協力に関し検討を進めている。技術開発の案件ではサタケの持つ光学的検査装置と同社が持つ仕分け搬送システムとの組み合わせや、サタケの乾燥選別システムや炊飯システムと同社の包装装置との組み合わせなどが考えられる。営業協力に関してはサタケ社の乾燥設備と同社の子会社が扱う選果システムが、同一ユーザーに対する前工程と後工程の関係にあり、協力関係が築けるとともに、各社の製品の販路が両社の営業ルートを広げることが可能であるとしている。
【サタケの会社概要】▽会社設立=昭和14年12月▽業種=食品産業総合機械および食品の製造販売▽従業員=950人▽資本金=2億8000万円