【東京】酒類・食品総合卸の三陽物産(大阪市北区松ヶ枝町)はモルトウイスキーの試飲展示会「modern・malt・whisky・market2009」を東京国際フォーラムで9月9日に開催した。今回は4回目の開催で、8社の企業が参加。業界関係者、バーテンダー、一般消費者などが約1000人訪れた。
開催に先立ち行われた記者会見で、あいさつを行った鳥井親一代表取締役社長は「昨今のウイスキーの状況としてはハイボールの好調が目立っている。ビールを飲んでいた人がハイボールに流れていると感じる。当社でもウイスキーが少しずつではあるが、伸張しており商品によっては倍近く伸びているものもある」と好調をアピール。
次に会の趣旨を説明した店舗推進部・企画部課長の赤石好延氏は「毎年、モルトウイスキーの展示会を行ってきて確かな手ごたえを感じている。今回はウイスキーブームを定着させるための重要なポイントになる展示会だと感じている」と意気込みを語った。
会場ではメーカーがブースを展開。中心に設けられたレアモルトコーナーでは各メーカーから貴重なものを展示し、試飲も行われた。30年前後の長期貯蔵ウイスキーや、閉鎖された蒸留所のものなどを用意。珍しいものとあって、来場者の波が途切れることはなかった。リフレッシュコーナーではモルトカクテルを2種類用意。割合などが計算されたハイボールと、100%のアップルジュースをウイスキーで割ったものが提供され、来場者の舌を楽しませていた。
また、今年は7つの特別講義も実施。海外の蒸留所から訪れたオーナーがテイスティングを交えながら、自社の紹介を行うなど、来場者を楽しませる工夫が見られた。
【参加メーカー】アサヒビール、ウィスク・イー、キリンビール、サントリービア&スピリッツ、ジャパンインポートシステム、ディアジオ・モエ・ヘネシー、ベンチャーウイスキー