8月のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は、7月に引き続き全国的な天候不順の影響を受け、54万688kl、前年比6・0%減となった。ビールは8・0%のマイナス、発泡酒も19・0%減とともに減少したが、新ジャンル酒類のみ10・1%の増加を示し、引き続き新ジャンル酒類へのシフトが浮き彫りとなっている。今年1-8月累計のビール類合計出荷数量は387万5624klで、前年同期の398万1438klに比べ2・7%減の状況となった。累計も同じく、ビールは7・4%減、発泡酒は15・1%減、新ジャンル酒類は21・1%増と新ジャンル酒類へのシフトが続いている。
ビール酒造組合・発泡酒の税制を考える会などがまとめた8月分のビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)の課税出荷数量は、天候不順の影響を大きく受け、ビール類トータルで54万688kl、6・0%減と減少を示した。昨年の8月分のビール類も、全国的な大雨などの天候不順にたたられ前年比8・8%の減少を示しており、8月は2年連続で天候不順の影響を受ける結果となった。
ジャンル別出荷状況(前年比)は、▽ビール=28万7207kl(8・0%減)▽発泡酒=10万138kl(19・0%減)▽新ジャンル酒類=15万3343kl(10・1%増)――の状況となった。トータルの市場が低迷する中で、引き続き新ジャンル酒類は増加を続けている。
これでビール類の市場は、最需要期といえる7月・8月ともに天候不順による影響を受け、低迷を続ける結果となった。しかし、この数字のダウンは、昨年の7・8月も天候不順であることを考慮すれば、天候のみが要因となっているとは言いきれまい。景気低迷の影響による業務用市場の冷え込みも大きな要因の一つであり、そして、依然続く新ジャンル酒類へのシフトも影響している。
今年1-8月分累計のビール類の課税出荷数量は387万5624klで、前年同期の398万1438klに比べ2・7%減少となり、最需要期の減少が影響を与えている。1-8月累計のビール類課税出荷状況(前年比)は、▽ビール=195万1666kl(7・4%減)▽発泡酒=80万9361kl(15・1%減)▽新ジャンル酒類=111万4597kl(21・1%の2ケタ増)――を示した。
今期1-8月のビール類の総合計数量中に占める各ジャンル別の構成比は、▽ビール=50・4%(前年同期52・9%)▽発泡酒=20・9%(23・9%)▽新ジャンル酒類=28・7%(23・2%)--と新ジャンルがさらに構成比を伸ばしている。