【京都】伏見酒造組合(山本源兵衛理事長)は、「伏見の清酒」のショット販売などを行う 「FUSHIMI SAKEZO’S BAR」を、9月1日から10月31日までの2カ月間、四条烏丸の交差点に面したCOCON KARASUMAの1Fアトリウムで開催している。
同イベントは、毎年20代から30代の若年層や女性をターゲットに、おしゃれな清酒の楽しみ方を発信しており、今回で5回目。開催場所を、京都のオフィス街の中心にあり立地条件がよく、ターゲット層の集客力も高い施設へ移したことで、期間は前回より2カ月弱短くなったが、3000人の来店客数を見込んでいる。また新たに「伏見酒造(フシミサケゾー)」という杉玉ヘアのユニークなキャラクターを登場させ、話題性とともに日本酒への興味を喚起していく考えだ。
店舗はカウンターとテーブルを設置したスタンディングバー。壁面に水が流れ落ちる静かな癒しの演出で、仕事帰りや待ち合わせなどでも気軽に利用できる空間となっている。清酒メニューは、伏見の18蔵から純米吟醸酒やにごり酒など常時18銘柄を、1ショット(90ml)300円・400円・450円で提供。10日ごとに変わる「きき酒セット(500円)」では、「ひやおろし」など季節におすすめの清酒も味わえる。またフードメニューには、清酒にあうオリジナルメニュー5種類が、500円ほどのリーズナブルな値段で揃う。
同組合販売対策部会の北川幸宏部会長は、「20代後半から30代の女性は、おいしいものに貪欲で、またおいしいと思ったものに関しては商品名を覚え、人に伝えてくれる力がある。だが飲まず嫌いや飲む機会のない人が多いので、気軽に日本酒が楽しめる場を提供することで、日本酒がおいしいことを飲んで知ってもらいたい」と話す。
口で説明してもなかなかそのよさが伝わらない清酒。場所や空間演出、キャラクター、清酒とあう料理などが女性や若者の好奇心をくすぐり、飲む体験につながるきっかけとして効を奏することに、期待が持たれる。