みます顆粒柿渋 環境対応製品として

 ㈱三桝嘉七商店(京都府木津川市木津町、三桝嘉嗣社長)の開発、発売している「みます顆粒柿渋」が、平成20年度「京都エコスタイル製品」として京都産業エコ推進機構(京都府商工労働観光部ものづくり振興課)から認定された。

 「京都エコスタイル製品」とは、材料や素材を活かし、京都の伝統的技術を大切にしながら新たな市場創造、技術革新をめざし、新しいものづくりへのチャレンジしている企業に対して、エコを切り口とした製品で、企業の経営上の位置づけや思いが明確なものを「京都エコスタイル製品」として認定して、推奨発信・P Rを行い、販路開拓への取組みを支援推進していく。

 同社は清酒を高品質酒に仕上げる清澄剤「柿渋」の製造元。「みます顆粒柿渋」の原材料は天然素材である「渋柿」。古くから、酒類清澄剤の他に、日本の伝統的な天然塗料・染料として、木、竹、布、糸、皮、和紙などの自然素材の補強・防虫・防腐・耐水を目的に塗布。さらに、消臭作用やホルムアルデヒドの吸着・除去作用など、室内環境の改善やシックハウス対策としても注目されている。 この「柿渋」を顆粒状にすることにより、従来商品である液状の「柿渋」に比べ、性能はそのままで保存性を高く、軽量・コンパクトで輸送コストを大幅削減。品質安定性も格段に向上して、長期保存も可能となり、生産商品の無駄を減少。

   使用段階は、水に溶かすだけで、簡単に柿渋液に戻るので、使いたいときに、使う分のみ使用できる。残りは長期保存が可能であり、最後まで無駄なく商品を使い切ることができる。廃棄段階は、天然素材のため環境影響は無く、タンパク・鉄分を吸着するといった浄化作用もある。

 京都産業エコ推進機構から、このたびエコ化対応、エコ企業としての認定により、大学、産業支援機関、国、京都府、京都市等の協力で、「企業の環境対策」や「環境をテーマにした製品開発」についてオール京都体制で、アドバイスや最新の情報を提供されていくことになる。

(掲載日:2009年09月03日)

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