サントリーは、日本のミネラルウォーター市場についてまとめたレポートを発表した。
2009年の清涼飲料市場全体は、景況悪化による消費マインドの冷え込みにより前年を下回ることが推定される中、ミネラルウォーター総市場は、1-6月累計で前年並と推定され、安定して推移している。
日本のミネラルウォーターの歴史は、1970年代前半、業務用市場で販売された瓶入りのミネラルウォーターにまでさかのぼる。その後、様々な時代背景を反映しながら、ミネラルウォーターは着実に日本人の生活の中に浸透してきた。
健康志向の高まりなどにより、ミネラルウォーター市場は引き続き拡大を続け、2008年には251万5千kl(前年比約100・4%)となり、10年前の3倍近い規模にまで成長した。
近年、スパークリングミネラルウォーターやフレーバーウォーターなど、新しいタイプのミネラルウォーターが続々と登場し、市場は多様化・細分化しつつある。
【輸入ミネラルウォーターの動き】
2008年に輸入されたミネラルウォーターを輸入国別にみてみると、6割以上(62%)をフランスが占め、続いてアメリカ(31%)、イタリア(3%)、カナダ(2%)となっている。
【日本の国民1人あたりの年間消費量推移】
日本の国民1人あたりのミネラルウォーター年間消費量は、2008年には19・7lと、一時ほどの伸長はないものの、安定的に推移している。