7月のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は、天候不順と業務用減少の影響を受けるとともに、昨年7月が猛暑により好調だった裏返しから大幅に減少し、58万4633kl、前年比11・8%減となった。この結果は、現行統計を取り始めた1992年以降、最低の数字となった。ビールは14・4%のマイナス、発泡酒も23・2%減となる中、新ジャンル酒類のみ5・2%の増加を示し、ビール全体の減少とともに新ジャンル酒類へのシフトが浮き彫りとなった。今年1-7月累計のビール類合計出荷数量は333万4936klで、前年同期の340万6479klに比べ2・1%減の状況となった。累計に関しても、ビールは7・3%減、発泡酒は14・5%減、新ジャンル酒類は23・1%増と新ジャンル酒類への圧倒的なシフトが伺える。
ビール酒造組合・発泡酒の税制を考える会などがまとめた7月分のビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)の課税出荷数量は、天候不順の影響を大きく受け、ビール類トータルで58万4633kl、11・8%減と大幅減を示した。トータルでの2ケタ減は、値上げ仮需が出た昨年1月の裏返しとなった今年1月以来となる。
ジャンル別出荷状況(前年比)は、▽ビール=31万4732kl(14・4%減)▽発泡酒=10万9460kl(23・2%減)▽新ジャンル酒類=16万441kl(5・2%増)――の状況となった。トータルの市場が大きく低迷する中で、依然新ジャンル酒類のみは増加を続けている。
需要期といえる7月での大幅低迷は、前年同月が好天に恵まれ大きく数字を伸ばしたこと、今年が天候不順や業務用市場の冷え込みの影響を受けたことも大きな要因だが、一目瞭然ともいえる新ジャンル酒類への圧倒的シフトも無関係とはいえまい。今年は依然天候不順が続いており、8月の出荷を気にする声も出ている。
今年1-7月分累計のビール類の課税出荷数量は333万4936klで、前年同期の340万6479klに比べ2・1%減少の状況となり、夏の需要期を担う7月分の減少が少なからずダメージを与えている。1-7月累計のビール類課税出荷状況(前年比)は、▽ビール=166万4459kl(7・3%減)▽発泡酒=70万9223kl(14・5%減)▽新ジャンル酒類=96万1254kl(23・1%の2ケタ増)――を示した。
今期1-7月のビール類の総合計数量中に占める各ジャンル別の構成比は、▽ビール=49・9%(前年同期52・7%)▽発泡酒=21・3%(24・4%)▽新ジャンル酒類=28・8%(22・9%)--と新ジャンルが構成比を伸ばしている。