菱食 第2四半期決算 売上高6739億で増収増益

 【東京】食品総合卸の菱食(大田区、中野勘治社長)は8月3日、業界紙記者を集め会見を行い、第2四半期(平成21年1-6月)決算を発表した。

 今期の連結売上高は6738億9200万円で前期比1・7%増加し、売上総利益も売上高の増加や不採算取引の見直しなどにより、571億700万円で5・9%増加した。利益率についても8・5%と前期に比べ0・6%改善した。

 売上総利益の増加から、営業利益は前年同期比27億6700万円増加の30億600万円。経常利益も27億8000万円増加で34億5600万円となり、四半期純利益は18億1100万円で、前期比25億3200万円の大幅増加となった。

 品種別の売上高は冷凍・チルド類は、冷凍餃子事件からの回復などにより17・3%の大幅増加。酒類についてはリョーショクリカーの取引先の見直しにより、前期比7・8%減少。業態別ではコンビニエンスストア、GMSが好調な一方、業務用酒販店、ディスカウントストア、一般酒販店などは売り上げを落としている。

 同社中野社長は、「昨年実施された値上げにより、中間流通も是正されていくことは間違いない」と述べ、低価格商品については「価格が安いまま続けていけるはずがない。当社は量より質、商品価値を訴求していく。マーケティングに対する投資は惜しまない」との考えを示した。

 また、合併を発表したリョーショクリカーについては「10月1日に全国化する。今後はフルライン戦略、一本化して戦略をまとめる。これにより子会社化が進む結果となるだろう」と語った。

 なお、通期連結業績予想は▽売上高=1兆4200億円(前期比1・3%増)▽営業利益=96億2000万円(29・1%増)▽経常利益=10億5000万円(26・9%増)▽当期純利益=45億1000万円(27・9%増)--としている。

(掲載日:2009年08月17日)

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