【高松】酒販業界の次代をになう若手後継者をメンバーとする全国小売酒販青年協議会(古屋速人会長)の第49回中国・近畿・四国ブロック勉強会「香川・高松大会」が6月28日、高松市の丸亀町レッツホールで開かれ、地元の四国ほか関西、中国地方から参加した約80人が講演や懇親会を通して相互の親睦を深めた。毎年持ち回りで開いており、記念すべき来年50回目の開催地を広島に決めた。
今年は、香川県酒販青年会連合会(多田陽治会長)の主管で、統一テーマは「総力・結束」。高松酒販青年会(鎌田光雄会長)の久保勝義氏を司会に鎌田会長の開会宣言で始まり、全員が声をあわせてスローガンを高らかに唱えた。多田会長は「入会した20数年前に400-500人だった参加者は10分の1に淘汰されたが、それだけ生き残ったことになる。100年に1度の経済不況だが、最大のピンチをチャンスにしてほしい」と商売の発展を祈った。
メインの講演は、西野金陵の酒井史朗杜氏が日本酒の魅力や県オリジナル酒米「さぬきよいまい」の良さをアピール。これに先がけて今回の会場提供者でもある高松丸亀町商店街振興組合の古川康造理事長が中心市街地再生のお手本として全国の話題を呼ぶ同町の再開発について大型スクリーンを使って講演。都市機能を中心部に集積させる「コンパクトシティ」再生までの道のりを説明し、通常は商店主が一般的な地権者と店舗を運営する使用権の分離に成功した全国初の事例で会場の拍手を集めた。
会場は、創立50周年を迎えた青年会への応援も目立ち、来賓に招かれた高松国税局の中川義信酒類監理官は四国の良さをPR。多田会長の父親でもある香川県小売酒販組合連合会の多田健治会長は「親が子どもを育てるべきで、青年会には予算をもっと出さないといけない」と中央会の理事としても支援を強調。古川会長は「(中央会の)四十万会長も青年会の活動を理解してくれている」と感謝するとともに10月9、10両日に三重県・伊勢神宮を会場に通常は立ち入り禁止の内宮で参加者100人をメドに50周年記念を開くと報告した。
参加者は、活魚料理店「天勝」に会場を移し、懇親会を開催。メンバーが持ち寄った各地の特産品や地酒を試飲試食しながら、活発な情報交換に花を咲かせた。
【参加青年会】▽中国ブロック=島根県酒販青年連合会(松江酒商青年会)、鳥取県連合小売酒販青年、山口県小売酒販青年会連合会(徳山酒販青年会・防府酒販青年会)、広島酒販青年会、福山酒販青年会▽近畿ブロック=大阪酒販青年会、滋賀県小売酒販青年連合会(草津酒販青年会)、兵庫県小売酒販青年会連合会、和歌山県小売酒販青年連合会▽四国ブロック=愛媛県小売酒販組合青年連合会(今治酒販青年会・松山小売酒販青年会)、高知酒販組合、香川県酒販青年会連合会(坂出小売酒販組合青年部・高松酒販青年会)