【大阪】大阪府酒販組合業務用会(矢田忠会長)は6月22日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナで、第45回通常総会を開いた。
冒頭、矢田会長は「景気がわずかではあるが上向きなのは、業務用市場にとってはプラスの材料。しかし、先月の大阪の業務用市場は、新型インフルエンザの影響を受けるなど、業界を取り巻く環境は、依然として厳しいものがある。今回、以前から小売業界が法制化を訴えていた不当廉売に対する課徴金制度が無事に成立した。今後、この法律によって、業界がどのように変わっていくかは未知数だが、よい方向に変わっていくことを期待したい」とあいさつ。
また、来賓の大阪府小売酒販組合連合会・松田武会長は、最近の小売業界について「特約卸の業務用参入が問題になっている。昨年のビール系酒類などの値上げによって得た利益を、吐き出すことのないよう、今後も市場安定に努めていただきたい。われわれの望んでいる適性飲酒と市場安定につながる環境整備に向けて、今後は卸、メーカーとも情報の交換を行い、生販三層の連携を強化し、陳情活動などを行っていく必要がある」と述べた。
議案審議では平成21年度事業報告、収支計算、21年度事業計画案、収支予算案などの諸議案を審議し、いずれも承認可決。任期満了に伴う役員改選では矢田会長を三選したほか、全役員の留任を決定した。