アサヒビールは6月16日、東京都墨田区の本社ビルにて9月15日に発売する新ジャンル商品「麦搾り」の発表記者会見を行った。
同商品は原料の麦を1・5倍(麦芽、大麦:同社「リキュール<発泡性>①」比)使用した新ジャンル商品。アルコール度を同社国産ビール類の中では最も高い6%前後に設定することで、しっかりとした満足感のある飲みごたえを実現した。容量は350mlと500mlの2種類。デザインは缶体に「麦1・5倍使用」「アルコール分ちょっと高め」と商品特長を記載し、上部には麦のイラストを配した。ベースカラーをゴールドにすることにより、飲みごたえをアピールするデザインを採用した。
会見では執行役員・マーケティング本部長兼商品開発第一部長の池田史郎氏が商品説明を行った。池田氏はビール系酒類の中で、新ジャンル商品の構成比が今後も高まっていくと推察。「ビール、発泡酒においても同様だったが市場規模が拡大するとカテゴリー内での消費者ニーズは多様化に向かう。これにより、色々な新ジャンル商品への期待が向上している状況だ。消費者は現在主流となっているキレ、スッキリ味に加え、コク、飲みごたえなど、より一層ビールらしいものへの期待が高まっているため、麦系本格新ジャンルである同商品を発売するに至った」と説明した。
商品の中身については酒類本部マーケティング本部・商品開発第一部副課長の福冨貴之氏が説明を行い、「麦の使用量を高めつつ、醗酵度も上げて後味のしまりを両立させるところが開発で苦労した点だ」と同商品に対するこだわりを語り、出荷目標については「年内目標は310万箱(大びん換算)で年間では1000万箱(同)を目指す」と述べた。
店頭価格は350ml缶で140円程度を想定している。