国税庁が発表した平成20年度(平成20年4月-21年3月)における酒類課税出荷数量(国産酒類と輸入酒類の合計数量)は909万2048klで、前年度の926万5536klに比べ1・9%の減少し、7年続けて前年を上回れなかった。主要酒類の中では、連続式蒸留焼酎、果実酒、ウイスキー、スピリッツ等、リキュールが前年を上回っている。
主な酒類の平成20年度出荷数量と前年比は▽清酒=65万1790klで3・6%減少し、昨年と同様の減り幅で、なかなか底を打てないでいる▽連続式蒸留焼酎=47万8444klで2・8%増▽単式蒸留焼酎=53万6890klで5・7%減▽ビール=319万9007klで7・7%減▽果実酒=24万5790klで3・5%増(国産果実酒は3・2%増、輸入果実酒は3・7%増)と順調に推移している▽ウイスキー=7万6067klで3%増▽発泡酒=138万2752klで9・9%の大幅減▽その他の醸造酒=78万7932klで7・9%減▽スピリッツ等=21万6274klで67・2%と大幅に伸長した▽リキュール=133万6982klで25・4%増--の状況。
主な酒類の全酒類中のシェア(構成比)は、▽清酒=7・2%(前年度の7・3%より0・1ポイント低下)▽連続式蒸留焼酎=5・3%▽単式蒸留焼酎=5・9%▽ビール=35・2%▽果実酒=2・7%▽ウイスキー=0・9%▽発泡酒=15・2%▽その他の醸造酒=8・7%▽スピリッツ等=2・4%▽リキュール=14・7%--の状況だ。
国産酒類の平成20年度課税出荷数量は872万5015klで、前年度に比べ2・2%減。輸入酒類の平成20年度課税出荷数量は36万7033klで、前年度に比べ6・8%増加した。
3月単月の出荷数量は74万3516klで、前年同月の68万474klに比べ9・3%増加した。主な酒類の出荷数量と前年比は▽清酒=5万7805klで3・5%減▽連続式蒸留焼酎=4万2486klで4・4%減▽単式蒸留焼酎=4万7002klで1・6%増▽ビール=23万737klで12%増▽果実酒=2万2307klで12・9%増▽ウイスキー=7061klで1%減▽発泡酒=10万8307klで0・2%減▽その他の醸造酒=5万8983klで9・6%減▽スピリッツ等=1万8933klで30・5%増▽リキュール=13万5134klで45・9%の大幅増--の状況で、ビール、スピリッツ等、リキュールが好調に推移した。
1-3月累計の出荷数量は181万3514klで、前年同期の185万708klに比べ2%減少した。
主な酒類の前年比は▽清酒=4・7%減▽連続式蒸留焼酎=3・8%増▽単式蒸留焼酎=9・5%減▽ビール=11・3%減▽果実酒=8・6%増▽ウイスキー=12・6%増▽発泡酒=15・6%減▽その他の醸造酒=5・8%減▽スピリッツ等=46・4%の大幅増▽リキュール=38・5%増--の状況で、値上げ仮需との対比になった関係で単式蒸留焼酎、ビール系酒類の減少幅が大きくなっている。