【兵庫】加藤産業は5月12日、平成21年9月期の第2四半期の決算内容を発表した。同期の連結決算は、売上高3264億700万円で前期比102・9%、営業利益31億5400万円で156・3%、経常利益35億6700万円で139・7%、四半期純利益20億4000万円で187・2%と、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前期を上回る増収増益決算となった。
第2四半期の概況について、同社では「大手の百貨店や衣料・家電量販店、GMS業態などの収益がさらに悪化する中で、スーパーマーケット、CVSなどの小売食品販売は、節約志向の高まりにより、内食関連商材の需要が喚起され、また低価格のPB商品の投入もあり、比較的堅調な推移をたどった。このような中にあって、当社グループは付加価値のある営業活動を追及し、販売力の強化と開発商材の拡売に加え、取り組み小売業との関係強化による取り引き拡大を推進するとともに、すべての業務の生産性向上を図り、また低温流通事業の体質改善に注力してきた。この結果、第2四半期の売り上げは、前期に比べて2・9%増加。利益についても、低温流通事業のケイ低温フーズ“株”の業績改善をはじめ、不採算取り引きの見直し等の徹底した利益管理および諸経費の抑制を推進したことにより、営業利益は前期比56・3%増、経常利益は39・7%増となった。当期純利益は、前期に5億1400万円の特損を計上したこともあり、前期を87・2%上回った」と説明している。
商品別の動向では、要冷品が458億900万円で0・3%減、インスタントが721億4500万円で3・1%増、飲料が535億7300万円で1・1%減、酒類が270億800万円で2・7%減の状況。業態別では大手スーパーが856億800万円で7・8%増、地域大手スーパーが1275億7700万円で3・5%増、CVSは447億6100万円で2・4%増と、組織小売の売り上げが大幅に増加している。
通期の業績見通しは、売上高が前期比1・3%増の6500億円、営業利益が25・4%増の60億5000万円、経常利益が19・3%増の68億円、当期純利益が31・3%増の36億6000万円を見込んでいる。