アサヒビールは、日本自然エネルギー株式会社と、食品業界としては最大となる年間4000万kwhの風力発電及びバイオマス発電によるグリーン電力に関する契約を締結した。同契約により、一般家庭の約4500軒分の年間CO2排出量に相当する約1万8000tのCO2削減に貢献できるものと見込んでいる。
アサヒビールは、製品の製造時に使用する電力をグリーン電力で賄って製造された製品であることを示す「グリーン・エネルギー・マーク」を、該当する「スーパードライ」とギフトセットに記載する。製品の自社製造時に使用する電力をグリーン電力で賄うことは、食品業界では初めてとなる。
「グリーン・エネルギー・マーク」とは、2008年5月にグリーンエネルギー認証センターが制定したマークで、製品の製造時に使用する電力をグリーン電力で賄ったことを示すもの。製品を製造する企業がマークの使用料を負担して、地熱、風力、太陽光などの自然エネルギーによる発電を支援する仕組みとなっている。発電された電力は地元の電力会社に販売され、製品を製造する企業には対象製品に「グリーン・エネルギー・マーク」を記載する権利が付与される。
今回、全9工場で年間に製造する「スーパードライ」350ml缶全数量の製造と、ギフトセットで販売されるすべてのビール類の製造に使用する購入電力相当量である3350万kwhについて、日本自然エネルギーと契約し、「グリーン・エネルギー・マーク」を「スーパードライ」350ml缶・6缶用包装資材・外箱及びビール類を使用するギフトセットの外箱に記載する。
アサヒビールは、2007年に国内ビール工場最大規模の太陽光発電設備を博多工場に導入、2008年には、ビール醸造煮沸時のCO2排出量を約30%減らす世界初の新技術を開発するなどCO2削減に向けた取り組みを推進しており、今後も太陽光や風力など再生可能なエネルギー利用の拡大や省エネルギーを推進し、CO2排出量の削減に貢献していく。