【名古屋】愛知三重卸酒販組合(盛田宏理事長)は5月13日、第56回通常総会を名鉄グランドホテルで開催、平成20年度事業報告書・経費収支計算書および平成21年度事業計画書・経費収支予算書などについて審議を行い、全議案を異議なく承認した。
盛田理事長は開催に先立ち「景気は世界的に厳しさを増し、日本一元気と言われた中部地域は日本一厳しい地域となった」と話し「酒類業界は他に比べ若干良いものの、ジリ貧状態」と現状を説明。昨年のビール値上げ時に団結し、卸価格への転嫁を成し遂げた事を評価しつつも「コストオンに関してはまだ充分とは言えず、これからも課題となる」とした上で「以前よりも良い状況ではあるが、不況の中で大手小売の販売価格引き下げも食品から酒類に広がりつつあり、卸やメーカーへの納価引き下げ要求に対する懸念がある。昨年、ようやく適正利益を獲得する事ができたが、元に戻る事のないよう、利益維持のため団結し、自社基準の遵守による市場安定に協力してほしい」と呼びかけた。また、来年4月の岐阜県卸酒販組合との統合を目指した準備委員会を6月から立ち上げる事を説明し、「愛知、三重の組合員にメリットがあるように進めていく」と述べた。
なお、今総会では役員の一部改選が行われた。新役員は次のとおり(会社名・敬称略)。
▽理事長=盛田宏▽副理事長=鈴木裕之、花房理仁、坂本順一▽専務理事=伊藤豪▽理事=浅野純史、村井俊昭、近藤信治、橋本和典、大釜賢一、大澤洋行、増田芳久▽監事=友田啓一、菊野善久▽顧問=盛田和昭、黒川勇司