第23回繊月まつり開催 焼酎存分、笑顔の輪

 【熊本】5月24日、繊月酒造(堤正博社長、人吉市)が恒例の蔵開放イベント「繊月まつり」を開催した。球磨焼酎(米焼酎)の蔵元である同社が人吉市の工場を開放し、焼酎を存分に楽しんでもらう企画で23回目。イメージキャラクターを務める大和田伸也さんのトークショーなどもあり、約4000人が来場した。

 ごった返す会場には、イノシシ鍋や焼きちくわ、鮎の塩焼き、焼き鳥、うどんなどを販売する屋台が並び、子供には金魚すくいやヨーヨー釣りの楽しみが用意された。即売コーナーには、工場限定焼酎や特産品など揃えた。

 竹を容器にして温めた“たかんぽ焼酎”をはじめ、地域限定焼酎まで飲み放題。座敷で“幻の古酒”に出会う趣向も。土甕で35年貯蔵し熟成させた原酒と、樫樽15年貯蔵原酒に触れた来場者は、深みを極めた香味に感嘆の声を上げた。

 アートペインター・内田早苗さんの芸術アートの実演も。ハーレーダビッドソンが集結し市中パレードも行った。ステージでは地元中学ブラスバンドの演奏をはじめ、手話ダンスや歌謡ショーが繰り広げられた。大和田さんは会場にも飛び出し、来場者が求める握手やサイン、記念撮影に気さくに応じた。  同社はこれまで、まつりの売り上げ全額を地元の学校などに寄付してきた。昨年からは全額を、国宝に指定された青井阿蘇神社(人吉市)へ寄贈。さまざまな整備事業にあててもらうため、今年の売り上げも全額同神社へ贈る。寄付額は昨年が114万7000円。今年は約120万円を予定している。

(掲載日:2009年05月29日)

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