日本酒造組合中央会がまとめた平成20FY(平成20年4月-21年3月)における全国単式蒸留焼酎出荷数量は50万3609klで、前年の53万7276klに比べ6・3%減少した。主要原料では、さつまいもが前年を上回ったが、他の原料はいずれも前年実績に届かず、全体でも前年実績を下回った。
主産地4県の出荷数量と前年対比は▽熊本県=21・9%減▽大分県=13・3%減▽鹿児島県=3・5%減▽宮崎県=3・3%増--の状況。
また、同年度の主要原料別の前年対比は▽さつまいも=4・8%増▽米=10・6%減▽麦=11・8%減▽そば=1・7%減▽酒かす=9・4%減▽その他=33・7%減--の状況で、さつまいもだけが前年を上回った。なお、同期の単式蒸留焼酎輸出数量は720klで、前年度の781klに比べ7・7%減少。
3月分課税移出数量は4万3157klで、前年同月の4万3632klに比べ、1・1%の減少。麦焼酎は昨年の値上げの裏返しとなった関係で増加したが、米焼酎が値上げ前の仮需の裏返しとなった3割近く減少。全体でも前年実績を下回った。
主産地九州7県と沖縄県(泡盛)の課税出荷数量(前年対比)は▽福岡県=3271kl(24・6%減)▽佐賀県=246kl(22・4%減)▽長崎県=277kl(40%減)▽熊本県=1855kl(44・8%減)▽大分県=9206kl(16・2%増)▽鹿児島県=1万2735kl(5・1%減)▽宮崎県=1万324kl(23・7%増)▽沖縄県(泡盛)=2054kl(11%減)--の状況。
主要原料別の動向は、▽さつまいも=2・7%増▽米=27・6%減▽麦=5・9%増▽そば=2・5%減▽その他=21・9%の減少で、麦焼酎が増勢に転じている。
今年1-3月の出荷数量は11万2080klで、10・6%減の状況。