アサヒビールはオランダに本社を置くマキシアム・ワールドワイドが3月に解散したことに伴い、4月から輸入洋酒・輸入ワインの取り引きをマキシアム社経由の取り引きから各社との直接取引に移行すると発表した。同時に、新たに高級ブランデー「カミュ」で知られるカミュ社(フランス・コニャック)と、世界的シャンパンブランド「ランソン」を擁するランソン社(フランス・ランス)を輸入洋酒・輸入ワインの新パートナーとし、国内市場でのマーケティングを展開していくことも発表した。
これまでマキシアム・ワールドワイドの日本法人を介して行ってきたマーケティングを同社によるマーケティング体制に移行することで、海外の洋酒・ワインメーカー各社との連携をより強め、国内市場でのブランド育成を推進していくとしている。
4月16日に開かれた新パートナーブランド発表会の席上、荻田伍社長は、「日本をアジアの中でも有望な市場と捉えているブランド各社と弊社との間で、目指すべく方向性が一致した結果、新たなパートナーシップを結ぶことになった。弊社の果たすべく役割は非常に大きいと感じている。造り手の思いが伝わる洋酒・ワインのマーケットは将来性があると見ている」と述べた。来日したブランド各社代表も、「複雑な日本市場で展開していくことは難しい。日本でのこれまでの成功はアサヒビールのおかげ。今回のパートナーシップの締結で、より一層、高い目標をクリアしていきたい」と期待感を示した。
今回の新パートナーブランド発表で同社の取引メーカーは、輸入洋酒で14社28ブランド、輸入ワインでは28社34ブランドとなった。