【新潟】サーマルタンクなどの醸造機器の開発・販売を手がける新洋技研工業(新潟市南区、大辻節子社長)は4月4日、同社第二工場で「醸造機器展示会2009in新潟」を6年ぶりに開催し、地元新潟や隣県の酒造メーカー38社、62人が訪れた。開催は今回で3回目。
同展示会は同社が主催し、醸造用品機器会社7社の共催で行われたもの。清酒業界が低迷する中で、酒造メーカーはじめ、醸造用品機器メーカーにも元気を出してもらおうという思いから、共催の運びとなった。
会場では同社の小容量対応のサーマルタンクや火入れ急冷機をはじめ、参加メーカーが醸造用品機器を展示。昇降機のスピードを調整可能で、作業の効率化が図れる吟醸米計量機や、発泡清酒用の充填機、クリーンルーム用のエアフィルターなど各社がさまざまな商品を持ち寄った。訪れた人々は展示品の説明を担当者に聞き、はしごを上ってタンクの中を覗き込むなど、熱心に会場を見学していた。
大辻社長は同展示会について「元気がない今だからこそ、酒蔵の方々に面白いものを提供したい、との思いで開催した。来場していただいた酒造メーカー各社の滞在時間も長く、さまざまな提案をしたことで喜んでいただけたと思う。今回、展示会を開催するにあたって、社員同士が協力し合い結束も固まった。今後も、新しいものを開発し、何年かに一度、定期的に開催したい」と語った。
また、大洋酒造の中村行善氏、菊水酒造の宮尾俊輔氏、同社の須貝智氏が講演を行った。
【参加メーカー】エイコーフィルター、カナエ、サンニード、東洋商会、きた産業、進展工業、三菱電機