宝酒造 30組の親子が田植えに挑戦

 【千葉】宝酒造は4月18日、自然の恵みと命のつながりを学ぶイベント「TaKaRa田んぼの学校2009・田植え編」を千葉県印旛郡栄町の田んぼで開講した。

 このイベントは、公募により100人の親子が、米づくりや自然観察などの体験を通じて、親子で自然の尊さや食べ物の大切さ、日本の伝統文化を学ぶというもので、今年が6回目の開催。4月から10月までに田植え編、草取り編、収穫編、恵み編の4回の活動を行う。田植え編、草取り編、収穫編では参加者自らの手で苗を植え、自然の恵みを得て稲を刈り取るまでの流れを体験するとともに、田んぼ周辺の生物の観察等を行う。

 恵み編では、収穫したもち米で造る本みりん用のオリジナルラベルを作成したり、実験を通して本みりんの調理効果を学ぶ。

 今年は100人の応募に対して、1591組・5421人の応募があり、抽選で選ばれた30組・106人が参加。参加した親子は、地元農家やNPO法人「森の学校」スタッフの協力を得ながら、おそるおそる田んぼに足を踏み入れて、本みりんの原料となるもち米「ツキミモチ」の田植えに挑戦した。

 今年は、5反の田んぼで約2・5tのツキミモチの収穫が予定され、2kl(500mlびん換算で約4000本)の本みりんが製造される。同社の井野拓磨常務は開校式のあいさつで「宝酒造の“宝”は“田から”がその由来。自然を大切にすることを、企業としての目標にしていることの表れでもある。田畑からの恵みは、かけがえのない宝物であり、自然の観察を通じて、次世代にこの貴重な財産を残していくことを目標に、この学校を開講した」と述べて、こうした活動の意義を説明した。

(掲載日:2009年04月24日)
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