【大阪】大阪府小売酒販組合連合会(松田武会長)は2月25日、大阪市天王寺区の酒業会館で第56回通常総会を開いた。
総会の冒頭、あいさつに立った松田会長は「今月行われた酒中連と国税庁との懇談会に出席し、酒販免許制度の見直しと、免許業者の組合加入義務化など、小売業界当面の課題を国税庁に対して要望してきた。ただ、最終的には政治決着を図らなくてはならない課題が多く、政局が不安定な現状を見た時、今後の見通しについても非常に不透明だと言わざるをえない。執行部として、組合員の要望を十分にくみ取り、突破口が開けるよう努力をしていくので、今後も協力をお願いしたい」と組合運営に対する理解を求めた。
このあと行われた議案審議では、平成20年度事業報告、経費収支計算、剰余金処分案、平成21年度事業計画案、収支予算案、経費賦課徴収方法案などの処議案を審議。特に組合員数の減少(平成20年1月1日の5268者から同12月31日には5041者と227者が減少)という厳しい現実を受けて、21年度は前年度に比べて123万円減という予算組みを行ったが、いずれの議案も承認可決した。
また、小売中央会の統一キャンペーンとして行われる今年4月の未成年飲酒防止キャンペーンについて、松田会長から大阪は4月6日に昨年同様に大阪・梅田で実施することが発表されたほか、今回からは未成年飲酒の防止と平行して飲酒運転撲滅を兼ねたキャンペーンとすることも発表された。
松田会長は同キャンペーンについて「酒販業者として、こうした取り組みを通じて社会的な責任を果たすことは非常に重要だが、飲酒防止を訴えるだけでは、酒類の需要拡大にはつながっていかないし、メーカーからの理解も得られない。こうした観点から、今年からは未成年飲酒防止、飲酒運転撲滅に加えて、新たに“20歳になったらおいしいお酒を飲みましょう”という文言を加えて、酒類需要のすそ野を広げる運動も行っていくことにした」と説明した。