オエノンホールディングスは平成20年12月期の連結業績を発表した。
これによると、12月期の売り上げは828億9300万円で、前年同期に比べて7%増加。営業利益は14億7900万円で3・2%増加と前年をクリアしたが、経常利益は14億8500万円で0・6%減少とほぼ前年並みに推移。当期純利益は前期の特別利益において投資有価証券売却益の計上があったことから、4億6600万円で35・9%減少となった。
酒類事業では販促活動を戦略的に実施した結果、合計売上高が717億3000万円と前期比6・4%の大幅増収。利益面については原材料価格やエネルギーコストの上昇による影響などから8100万円の営業損失を計上した。
種類別に見ると、焼酎については市場規模が拡大している混和焼酎で、「麦盛り」シリーズに大容量ペットボトルを加えるなどのラインアップ強化が消費者の支持を得て、394億7800万円(前期比2・5%増)の売上高となった。清酒については、既存商品の拡売とともに積極的な新商品導入に取り組んだが、87億3600万円で2・6%減少にとどまった。
次期の見通しとしては▽連結売上高880億円(前期比6・2%増)▽連結営業利益19億5000万円(31・8%増)▽連結経常利益18億円(21・2%増)▽連結当期純利益6億円(28・7%増)--を予定している。
同社は「今後も市場環境は一層厳しくなると考えられるが、『顧客志向』と『収益志向』を経営の基本方針として、『将来価値の共創』を通じグループ企業価値の向上を目指す。グループ企業の価値向上にあたっては『CSR』『内部統制』『ワークライフバランス』に加え、『地球環境に配慮した経営』に重点を置いた経営を志向し、中期経営計画『オエノンニューバリュープラン』の目標達成に向けて取り組んでいく」としている。