滋賀県酒造組合 清酒復権に手応え

  【大津】滋賀県酒造組合(福井弥平会長)は11月9日、大津プリンスホテルにて「第2回滋賀地酒の祭典」を開催し、組合員31者(出品は34者)が参加した。

 同イベントは同組合と㈱エスサーフ、JA全農しがの協賛で行われたきき酒会。入場料1000円ですべての酒がきき放題となっており、一般消費者約1000人が訪れた。

 会場では蔵元各社がブースにわかれ、来場者に自社のお酒を振る舞うと同時に、お酒の即売も実施。各蔵元の仕込水をきき水できるコーナーも展開し、昨年より余裕をもってブースを設け、ゆっくりときき酒を楽しめる工夫も見られた。

 来場者は各ブースをまわり、蔵元の丁寧なお酒の説明を受けながら、滋賀の酒を思う存分堪能。特に若者や女性が目立ち、蔵元にいろいろな質問を投げかけるなど、滋賀県のお酒に対する消費者の関心の高さが伺えた。同時開催の9月28日に開催された「みんなで選ぶ滋賀地酒の会<きき酒の部>」の出品酒の公開では知事賞、びわ湖賞受賞酒が発表され、来場者の注目を集めていた。

 福井会長は「昨年よりたくさんの来場者があり、若者や女性も増えている。清酒は低迷しているが、将来へ光明が差してきたのではないか。滋賀の蔵元はビジョンがしっかりしていて、各蔵元が個性のある酒を造っているので飲み比べて楽しい。これからも品質を追求して、リピーターを増やしていければ」と同イベントの手ごたえを語った。

  【各賞受賞酒】<知事賞>「香の泉 天醸」竹内酒造<びわ湖賞>▽「道灌 技匠」太田酒造▽「大吟醸 藤娘」「純米吟醸 比叡の寒梅」藤本酒造▽「大吟醸 多賀」多賀▽「喜楽長 特別大吟醸」喜多酒造▽「大治郎 純米吟醸」「同 純米」畑酒造▽「花酵母 純米吟醸生原酒」笑四季酒造▽「美冨久 純吟極醸」「同 山廃本醸造」美冨久酒造▽「香の泉 唯醸」竹内酒造▽「富鶴 本醸造」愛知酒造▽「生原酒 月の里」月の里酒造▽「御代栄 高級仕込」北島酒造▽「薄桜 特別本醸造原酒」「近江藤兵衛 純米無濾過生原酒」増本酒造場▽「竹生嶋 本醸造原酒」吉田酒造▽「萩乃露 上撰」「同 山廃仕込 芳弥 特別純米」福井弥平商店▽「一博 純米生酒」中澤酒造▽「忍者」瀬古酒造▽「松の司 山廃純米酒」松瀬酒造

(掲載日:2008年11月14日)

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